ドレスコード必須!最上階レストランで本格コース料理 【照島温泉・小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ】食事編|宿泊

こんにちは、ブログ管理人・福島県在住のすみれです。8月上旬、福島県の海沿いエリア・いわき市にある温泉付きホテルに宿泊してきました。今回は食事編(夕食・朝食)をご紹介します。

 

このホテルは客室や露天風呂だけでなく、食事処もオーシャンビューです。私はちょっと贅沢してホテル最上階にあるレストランで本格ディナーコースを味わってきたのですが、想像以上に良かったです。1泊2日の旅で一番印象に残るほど良い時間を過ごせました。

 

宿泊料金は手頃ですが夕食プランが多彩なホテルなので、ワンランク上の夕食を味わいたい方はぜひ参考になさってください。

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小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブの客室

「小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ」の食事処の概要

食事処やホテル注意書きが記載された部屋設置の案内チラシ

宿泊時の食事処は夕食が2ヵ所、朝食は1ヵ所。

 

基本の宿泊プランの場合、おそらく地下1階の「サンライズ」という夕食会場で和食になるかと思います。

 

今回わたしが夕食で利用したのは最上階のレストラン「オーシャングリル・シーガル」です。楽天トラベルで予約しつつ、コースをグレードアップ(全3コース)しました。ネット予約だけで完結できないようだったので、予約時にホテルへ電話しました。

 

ちょっとの贅沢で非日常感UP!海の夜景が見える夕食レストラン

「オーシャングリル・シーガル」は南欧料理やグリルメニューが味わえる本格レストランのためドレスコードが必須。浴衣やスリッパ、半ズボンなどカジュアル過ぎる服装はNGです。

 

ゴルフ会員ホテルということもあり、私は一応ワンピースを着ていきましたが、ほかのお客さんたち意外とラフな感じで、普通のTシャツ姿の常連っぽい男性客も数名いらっしゃしました。

 

高級感漂う最上階レストランの入り口

夕食は18:00~で予約しました。ホテルの最上階(6階)にあり、ほかのフロアよりもラグジュアリーな雰囲気です。

 

窓際に沿って4人席のテーブルが設置された広い店内

店内はパーティー会場さながらの広さで、オーシャンビューの窓際に沿ってテーブルが配置されています。店内中央にはグリル用の鉄板が目の前にあるカウンター席なんかもありました。

 

夏のコース料理3種が写真付きで記載されたメニュー表

事前予約したのは、3つのコースのうち、真ん中ランクの「トレゾアコース」。グレードアップした分の差額4,500円(一人当たり)は当日払いとなります。

 

ちなみに、宿泊せずに食事のみの場合、9,000円(フルールコース)、13,500円(トレゾアコース)、18,000円(プレジールコース)です。いずれも税込価格で、前日17時までに予約が必要です(2021年8月時点)。

 

白ワインが注がれたグラスとオーシャンビュー

席からはもちろん太平洋が一望できます。日が落ちたほの暗い海の上に船が何隻か浮かんでいてロマンチックな雰囲気でした。

 

ひとまず景色を楽しんだ後、別料金のドリンクをオーダーしました。こちらは辛口白のグラスワイン。たしか1杯800~900円程度です。肝心なメニュー写真を撮り忘れてしまったのですが、1,000円以下の手頃なお酒が多く、ソフトドリンクもありました。

 

カクテルグラスに盛り付けされたアミューズ

アミューズはグラスに盛られた「タコのマリネ」。きゅうりのゼリーがのっていてサラダ感覚で楽しめました。

 

気に入ったのはスプーンに添えてあるクリームチーズ入りのグジェール。ほんのり甘みのある濃厚チーズは白ワインにぴったり。

 

ガラスの透明プレートに盛り付けされたカラフルな前菜

前菜はハーブソースが爽やかな「夏野菜のテリーヌ」。鮮度の良いホタテ、サーモンも入っていて、なかなか食べ応えありました。

 

ピンク色がアクセントの冷製ジャガイモスープ(ヴィシソワーズ)

スープは「ヴィシソワーズ」。中にコンソメジュレが入っているとのことで、よくかき混ぜてからいただきます。

 

この冷製スープは本当に美味しかったです。ジャガイモがあんな上品かつ口当たりまろやかになるなんてすごい。

 

  • 白いプレートに盛られた色鮮やかなオマールエビ

 

魚料理は「オマールエビの香草蒸し」。なかなかの大きさの肉厚なオマールエビで、キノコ型の焼きたてパイやラタトゥイユが添えられています。

 

濃厚なクリーミーソースだとちょっとくどい感じがありますが、一皿にいろいろ乗っているので味の変化がつけられるのが良かったです。

 

新鮮野菜が入ったトマトのフレッシュサラダ

肉料理のサイドとしてサーブされた地元・いわき産のトマトサラダ。

 

 

肉汁がしたたるミディアムレアの仙台牛ステーキ

メインの肉料理は「仙台牛のフィレステーキ」。ミディアムレアでオーダーして正解でした。普段食べているお肉と比較にならないほど、柔らかくて甘みがありました。

 

ステーキとして仙台牛を食べたのは初めてでしたが、わざわざここに来て食べるだけの価値ある逸品だと思います。粗挽きブラックペッパーとおそらく塩で軽く味付けされているので、何も付けずに食べても美味しかったです。

 

ステーキ用の生の本わさびや岩塩などが並ぶ調味料プレート

ステーキ用に本わさびや紅葉おろし、ピンクソルトなどの岩塩、ポン酢なども提供されます。

 

いろいろ試しましたがが、岩塩はやっぱり上質なお肉の味を引き立ててくれますね。

 

和食器で提供されるご飯・みそ汁・香の物

ステーキの後はご飯ものがサーブされます。梅干し入りのガーリックライスと赤出しのみそ汁、香の物。パンなどの炭水化物の代わりなんだと思いますが、最後に日本テイストが味わえるのは満足感が高まります。

 

ガーリックライスの味のバランスがよく、作り方を知りたいと思ったくらい。最後まで手抜きのないコースです。

 

一口サイズの桃がのったアイスクリームとクラシックなコーヒーセット

デザートはフレッシュな桃がのったさっぱり系のアイスクリーム。コーヒーや紅茶など好みのドリンクと一緒に提供されます。

 

リンゴのような硬さの桃は、おそらく「あかつき」という福島産の品種。シャキッとした新鮮な食感です。

 

オーシャンビューが清々しい朝食バイキング

バイキング会場らしい広々とした朝食レストランの入り口

朝ごはんはホテル名物の朝食バイキングです。6:30~9:30の好きな時間に入ればOK。

 

私はゆっくり起きて露天風呂に入ってから訪れたので、最終入場時間の9:30くらいに入店しました。品数はあるものの残り少ない料理が多々あり、9:45くらいから片付けが始まるので、できれば9:00頃までに入った方がいいかも。

 

バイキング用のトレーやコロナ対策用品が置かれた入り口付近

温泉や客室と同様、海が一望できるレストラン。朝食チケットを入り口で渡します。

 

海やゴルフ場が一望できる眺望抜群の明るい店内

あいにく小雨でしたが、全面ガラス張りで景色は清々しいです。

 

サラダ用のフレッシュ野菜やフルーツ、ドレッシングが並ぶコーナー

サラダやフルーツ、ヨーグルトのコーナー。隣には漬物系や塩辛なども並んでいます。

 

数種類の焼き魚や煮物が並ぶ和のおかずコーナー

定番の焼き魚や煮物など。

 

丸い大きなプレートに入った洋風おかずが並ぶコーナー

こちらのコーナーにはソーセージやベーコン、卵焼き、スクランブルエッグなどがありました。

 

2種類のパン、トースター、冷たい牛乳が置かれたコーナー

食パンやクロワッサンなどのパン類もあり、自由に使えるトースターが置いてあります。

 

シルバーの大鍋に入ったみそ汁やご飯

白米やみそ汁、カレーのほか、ドリンクコーナーもあります。

 

仕切りのあるビュッフェ用プレートに盛り付けした朝食

ささっと取り分けてきたら超定番の朝ごはんメニューになりました。この後、追加でカレーもいただきました。全体的に味は普通かな。

 

閉店間際に来てバタバタ気味でしたが、おなか一杯食べれたのでとりあえず満足しました。出口でテイクアウト用ドリップコーヒーをいただいたのですが、あれは良いサービスですね。おかげで部屋でゆっくりくつろげました。

 

感想まとめ

今回宿泊した「小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ」は当初ロケーションと温泉で選んだホテルでしたが、結果的に印象的に残ったのはディナーです。関東方面のお客さんが多いゴルフ関連のホテルというだけあって、期待以上の味でした。一皿一皿こだわりがあって、雰囲気もいいし、総合的に考えると安いような気がします。

 

ドレスコードっていう縛りも非日常感があって良かったかも。コロナ禍の旅はこういう楽しみ方もアリですね。オフシーズンなら5,000円程度で宿泊できるので、浮いたお金をぜひ最上階のレストランに回してほしいです。