適量が身体にやさしい!1万円以下の湯治プラン料理【湯岐温泉・山形屋旅館】食事編|宿泊

こんにちは、ブログ管理人・福島県在住のすみれです。今回は福島県の南端(茨城県に隣接)にある湯岐温泉「山形屋旅館」の宿泊レポート・食事編をご紹介します(訪問:2022年5月中旬)。

 

利用したプランは朝夕品数少なめの「1泊湯治プラン」(土曜一人泊・9,900円)。口コミやブログなどをいくら見ても当然ながら量がわかりませんでしたが、実際食べてみると私には適量でした。新鮮な素材を使った優しい味付けで、料理と一緒に地酒も楽しめます。

 

部屋食、かつ夕食は7品もおかずがあります。これで10,000円以下というのは、かなりコスパが良いと思います。

 

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夕食

夕食時間は18時からで、選択することはできません。基本的には部屋食ですが、プランによっては食事処となる場合もあるようです(指定不可)。

料理は足付きのお膳にのせて順番に各部屋まで持ってきてきてくれます。私の場合、ほぼ18時ぴったりに女性スタッフの方が部屋まで運んでくれました。

白紙に縦書きで印刷された期間限定のおすすめ日本酒メニュー

まずは、とりあえず日本酒をオーダー。こちらのドリンクメニューはチェックインした際、すでに客室に用意されていました。

写真のメニュー以外に瓶ビールやハイボールなども注文可能で、館内の自動販売機では缶ビール、缶チューハイも取り扱っています。

 

酒受皿がいっぱいになるほど注がれた白にごりのグラスに入った冷酒

「大人気のうすにごり」というキャッチに惹かれて「一歩己(いぶき)」という白河の純米冷酒を選びました。ほんのり甘くて、やや苦みもあって湯治料理と合いましたが、アルコール16度のお酒をなみなみと注いでくれたので一杯でほろ酔いになりました。

カラフルな丸いお皿がたくさん並ぶ湯治プランの夕食献立

こちらが湯治プランの夕食すべて。少な過ぎたらどうしようとちょっと心配していましたが、思ってたより品数が多くて得した気分に。おかずが7品もあります。

岩風呂&湯治目的の私には、ちょうど良い量でした。男性の場合はやや物足りないかも。

 

緑の山菜の上に鰹節が掛けられたワラビのお浸し

ワラビのお浸しはシャキシャキ&ネバネバの食感でとても新鮮な旬のお味。

 

旬のタケノコ2切れとエビが添えられた煮物

こちらも旬のタケノコの煮物。香りが良く、上品でやさしい味付け。

 

3種の刺身が2切ずつ盛られたお造り

刺身は金目鯛とヤシオマス、ヒラメの3種類。小ぶりながらも脂がのっていて肉厚。

 

長方形のさらに盛られた焼き色の美しいヤマメの塩焼き

こちらはヤマメの塩焼き。全体的に料理の味付けが薄めなので、塩のしょっぱさが異様に美味しく感じました。添えてある味噌が良いアクセントで、もちもちの白いご飯やお酒が進みます。

 

半透明の白い手作りこんにゃくの上には生姜のすりおろしとネギが盛られている

美味しくてパクパク食べてしまったのが、こちらの手作りこんにゃくの刺身。厚みがあって食べ応えがあり、ピリッとしたおろしたての生姜と相性ばっちりでした。刺身こんにゃくは酢味噌と食べるものかと思っていましたが、生姜との組み合わせは新鮮。

家でも食べたいと思い、帰りに「道の駅はなわ」で手作りこんにゃくを買って帰りました(山形屋から車で約20分)。

 

 

ご飯ものは白米とみそ汁、メンチカツ、フルーツのセット

ご飯ものは、はなわ牛のメンチカツ、フルーツと一緒に持ってきてくれます。とにかく、しっとり&もちもちの白米が美味しく、1.5人前くらいありましたがお代わりしたいくらいでした。夏でもないのに?と思ったスイカは、普通にみずみずしくて美味しかったです。

 

ほどよく焼き色がついたメンチカツとキャベツサラダ

おそらくメインディッシュのはなわ牛のメンチカツは、やや冷えてはいるものの、サクサク&ジューシーで満足感がありました。中に入っている玉ねぎは甘みたっぷりで手作りならではの美味しさ。和食中心の献立だったので、後半にソースをつけて食べる洋食おかずが入っているのが良かったです。

 

朝食

朝食は8時から。部屋食なので寝起きで髪の毛ボサボサでも問題ありません。

昔ながらの日本の和朝食が揃っている

湯治プランなので朝食も少なめのようですが、十分な量でした。ご飯は夕食と同様1.5人分ほどあります。

 

脂ののった焼き加減が絶妙の焼き鮭

この焼き鮭は焼き加減が完璧でした。柔らかくて塩気がちょうど良かったです。

 

白ごまがかけられた切り干し大根の煮物

優しい味の切り干し大根。薄味で丁寧に手作りされている一品です。

 

赤い器に入ったタレ入りの半熟卵

温泉宿の朝食に欠かせない温泉卵。醤油がややしょっぱい。

 

プラスチックトレーに入った市販の納豆と市販の焼きのり

そしてこちらも欠かせない納豆と焼き海苔。納豆は白河産の「金山納豆」で、いわゆる一般的な味でした。

 

朱色のお椀にシジミがたくさん入ったみそ汁

シジミのみそ汁は、おかずになるほどシジミがたくさん入っています。

 

黄色の柚子ハチミツがかけられたヨーグルト

上にかかっている柚子ハチミツが妙に美味しいヨーグルト。

 

感想まとめ

あったら嬉しい定番料理が揃っていたのが満足しました。家庭的だけど手抜きしていない感じが好印象で、とにかく白米が美味しかったです。夕食、朝食を食べてみて、口コミ評価が高い理由が分かった気がします。

 

今回は一人旅でしたが、誰かと一緒に訪れるなら通常のプランの方が良いかも。常陸牛の最高級リブロースが味わえるので、次回はそちらのプランを試してみたいです。